学生インターン佐藤祐哉さんインタビュー | ともに社員の仕事と働き方【第3弾】
税理士法人ともに・学生インターンの佐藤 祐哉さんに、お仕事の内容と働き方についてお話しいただきました。(ともに社員のお仕事インタビュー第1弾・行政書士 佐藤靖宜さん編はこちら、第2弾・税理士鎌田雅樹さん編はこちら)
こんにちは、税理士法人ともに編集部ライターの佐藤まり子です。
佐藤祐哉さんは、学生アルバイトながら資産税アシスタントのチームリーダーを務めていらっしゃいます。そんな佐藤祐哉さんに、担当するお仕事の内容や、入社の経緯を詳しくお聞きしました。
仕事の内容と社内での役割は
――佐藤 祐哉さん、今日はよろしくお願いします。さっそくですが現在の職務内容と社内での役割を教えてください。
佐藤 祐哉 23歳、入社して3ヶ月です。(以下祐哉)
祐哉:私は、資産税のアシスタント業務をしています。担当する業務の1つに、税理士向けの一次資料の作成というものがあります。
税理士向けの一次資料作成とは?
――税理士向けの一次資料の作成とは、どのような業務なのでしょうか?
祐哉:税理士向けの一次資料作成とは、新規案件をお受けしたときに最初に行う仕事です。ご依頼いただいたお客様の相続に関連する書類や資料を準備し、主担当税理士向けに提案書の形にまとめます。
――なるほど、資料を使いやすくまとめるお仕事なのですね。ありがとうございます。
税理士法人ともにで仕事を始めたきっかけは
――次に、税理士法人ともにで仕事をしようと思ったきっかけを教えて下さい。
祐哉:事務作業をやってみたかった‥のがきっかけです。実は入社前のアルバイト経験としては、飲食しかありませんでした。
しかし長くやっていた飲食のアルバイトは、コロナで仕事がなくなりました。そこで、別の仕事を探し始めたわけです。そのとき、どうせなら多様な経験をしたくて今までやったことがない事務の仕事から探しました。
というのは、私は現在、大学4年生なんです。で、社会に出て働く前の今が、これまでともこれからとも違う、まったく別分野の仕事をするチャンスじゃないか‥とひらめいたからなんです。
――どのようにして仕事を探されたのですか?
祐哉:求人情報サービスのIndeedで「事務の仕事」で検索しました。そこで見つけたともにの求人は、仕事内容も金額面も、とても魅力的だったんです。そこで、実は「学生募集」とは書かれていなかったけれども、応募してみました。断られたら断られたでまあいいや‥くらいの気持ちです(笑)。
――なかなか大胆な面をお持ちなんですね。「事務」以外に、検索条件に含めたワードはありますか?
祐哉:時給と働く時間帯で調べました。緊急事態宣言がひんぱんに出されるようなコロナ禍の状況では、夜間に働きたくなかったんです。だから、昼間に働けるところを条件に入れて探しました。
入社前に不安に思っていたことは?
――祐哉さんは、入社前に不安に思っていたことはありますか?
祐哉:私が気がかりだったのは、「今までに飲食店でしか働いた経験がない」ということです。
コミュニケーション面には自信があったので、不安は感じていませんでした。しかし、業務内容が全く経験のない分野で働くことには大きな不安がありました。
――やったことがないことをご自分がやれるのかどうかが、心配だったのですね。
祐哉:はい、実際にスタートする前はすごく心配でした。なにしろ、相続の知識はゼロです。知ってる言葉も何もありませんでしたから。
現在の職務内容を教えてください
――知識ゼロから勤務を開始して3ヶ月経ったということですが、現在の職務内容を詳しく教えていただけますか?
祐哉:はい、前述した一次資料作成のほか、実際に税務署に提出する相続税申告書の作成等も担当しています。
――詳細に教えていただいてもよろしいでしょうか?
祐哉:はい、申告書の作成にあたり、まずは法定相続人の確定から始めます。亡くなった方の戸籍を収集し法定相続人を確定するんです。法定相続人が確定すると、そこではじめて申告ソフトにデータを入力できます。
こうした情報収集の作業を、不動産や金融資産についても同様に進めます。お客様に依頼したり、私たちの方で代理取得しながら実行していきます。
また、私はアシスタントリーダーなので、こういった資料収集やデータ入力に加えて、リーダーとしての業務も担っています。たとえば他のアシスタントの作業のチェックです。主担当税理士がチェックする前に、アシスタントリーダーである私が、間違いがないかをチェックします。
さらに、資料や情報の整理、他のアシスタントの教育や指導といった仕事の比重も増えてきました。私は大学4年生で来年の3月で退職するため、次のリーダーの育成も私の重要な任務だと考えています。
――リーダーの業務をバリバリ進めるだけでなく、次世代の育成まで意識されていらっしゃるのですね。
たった3ヶ月でチームリーダーになった理由
――祐哉さんは、税理士法人ともに入社後、わずか3ヶ月でチームリーダーになられたと伺いました。
祐哉:はい‥。全く知らないところから、ここまで来れました。でも、自分の力だけで来れたわけではないです!みなさんの力に大いに助けられました。それにはオフィス内の風通しがよく、フラットに話せるという部分が大きかったと思います。
先輩たちも同僚も詳しく親切に教えてくださるので、業務理解が着実に深まっていくんです。それで面白くなって、どんどん新しいことを覚えて行けました。それが、全く相続のことを知らなかった私が、3ヶ月で一人前にできるようになった理由だと思います。
職場の雰囲気は?
――職場の雰囲気を教えてもらえますか?
祐哉:職場の雰囲気は、今まで働いてきた中でかなりいいと思います。いやむしろ一番良いかもしれません。ここで働く人たちには、何より裏表がないんですよね。
祐哉:入江代表が話好き、というところも大きいかもしれないです。代表はちょくちょくみんなに話しかけて来るんですけど、そのことが、人と人の間の壁をなくしているような気がします。
お昼ごはんも、みんなで一緒に出かけたりします。でもいつも同じメンバーで固まるというわけでもありません。とにかくフラットで風通しがいいです。
実際に仕事を始めて思っていたのと違ったことは?
――実際に仕事を始めてみて、事前に思っていたことと違ったことはありますか?
祐哉:それは特にないんです。相続の分野での経験がないため、期待していることもありませんでした。だから、「ここはめっちゃ違ったな‥」というようなことはないんです。でも強いて言えば、代表や税理士とアルバイトとの距離が近いことが該当するかもしれないです。
入社前は、アルバイトはアルバイト、社員は社員で固まっているんだろうな、と漠然とイメージしていました。でも入ってみると、全く想像とは異なっていたんです。ともにでは、事務所全体でお客様とご相続の情報を共有し、必要な作業を進めていきます。いい意味で、入社前にイメージした情景とは違っていました。
仕事をしていて大変だと思うこと
――仕事をしていて大変なことはありますか?もしあれば教えてください。
祐哉:最初は未経験だったので、何をやればいいかが、わかりませんでした。また、今やってる一つ一つのこの作業は、何が目的でやっているのか?ということもわかりませんでした。だから手間取ったし、たくさん迷惑をかけたと思います。
だけど最近は大変というほどの苦労はないんです。それは、税務や土地について、詳しい方が、細かく教えてくださるからなんです。
大変じゃないっていう理由はもう1つあって、何かあれば周りが助けてくれる点です。わからないときは、誰かに声をかければ教えてもらえるし、自分だけで無理なら手伝ってもらえます。だから今は、特に大変なことはないんです。
――仕事中に1人じゃないと思えるのは、心強いことですね。
仕事をしていてよかったこと
――仕事をしていてよかったことを教えてください。
祐哉:よかったことは、資産税チームのリーダーになったことです。
――資産税というのは相続税のことですか?
祐哉:はい、そうです。資産税チームの業務には、相続税申告を始め資産税コンサルティング業務全般を含みます。
チームリーダーという立場には、責任も伴います。なぜなら、チームリーダーには、必要な作業をいくつかのタスクに分類して、各メンバーに振り分けるという「まとめ役」の役割があるからです。
チームリーダーはメンバーがやり終えた作業をきちんと確認してミスがないかチェックしなければなりません。私はリーダーになったことで、各作業の重要性や意味がより深く理解できるようになりました。リーダーである私が確認するからには、間違いがあってはいけない‥という強い思いが芽生えてきたんです。
来年からは就職して別の場所で働くのですが、ここで獲得した「責任感」は、新たな場所でも役立つと思っています。
将来の目標
――将来の目標がありましたら教えてください。
祐哉:いろんな経験を活かして、いつか独立できたらいいなあ、と考えています。スキルが増えて、選べる手段や目指したい道が広がることにすごく意義を感じているんです。今までと違う経験が積めることは、ともにで働く大きなメリットだと思います。
最後に
――最後に何か言っておきたいことがありましたらお話しください。
祐哉:税理士法人ともにのメンバーは、仕事ひとつひとつがすごく丁寧です。全員がミスなく、確実に仕事を完了させます。誰もが仕事に真摯に向き合っているということが、肌で感じられる場所なんです。
――ありがとうございました。
編集部から一言
23歳とお若いですが、とてもしっかりとした考えをお持ちの佐藤祐哉さん。今後の成長が楽しみです。
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